年をとるとファンデーションが浮きやすくなってしまう理由
女性にとって、「自分の体毛」と真剣に向き合うことになる
大きなきっかけとなるイベントが、「結婚式」です。
晩婚化が進み、結婚式を控えた女性の中には
「もう若くはない・・・」と思っている方も少なくはないと思われます。
しかしながら、それ自体(30代以降の花嫁)は決して珍しいことではなく
悩んでいるのではなく、前向きにしっかりと<仕上げる>ことが大切です。
そして、「加齢」が影響する美容トラブルの中には
体毛が関わっているものが見られるものであり、それは脱毛サロン等も含め
日々の生活の中で、少しずつケアしていく必要があるものも多いのです。
今回はその中でも、結婚式当日の<化粧のノリ>に影響を与えることとなる
「顔の産毛」に関して、取り上げてみたいと思います。
加齢による体の機能の変化によって起きる、思いもよらない反応が
実は典型的な症状の原因となっていることは、よくあることです。
特に、<ファンデーションのノリが悪くなった>といった
メイクに関する悩みの1つとして、ファンデーションが<浮く>というものがあります。
そもそもメイクの際に、ちゃんと馴染むことができなくなること
それに加えて、<夕方になると剥がれている>という現象が顕著になってきます。
その主な要因は、加齢によって保湿能力を失った肌にあることは
多くの方が実感・納得していることと思われますが
それに加えて、顔に生える「産毛」が濃くなったことも影響しています。
年をとるにつれて、髭が濃くなった・産毛が目立つようになったということは
それもまた必然的であり、しっかりと対策を施していくことが必要と言えます。
加齢とは、基本的にはあらゆる機能を劣化・減少させるものであり
体毛も同じく「頭髪のボリューム・質」の問題は、典型的な悩みと言えます。
しかしながら、本来であれば<その他の体毛>も薄くなる気がしますが
実際には女性にとって要らない毛というのは、逆に多く・濃くなる傾向があります。
これは「女性ホルモン」の減少という、お馴染みの要因によって
「男性ホルモン」が、優位になってしまうことで発生する現象になります。
端的に説明すれば、性別に関係なく
頭髪は女性ホルモンによって
その他の体毛は男性ホルモンによって
活性化され、姿形を現しています。
元々の量・質・傾向というのは、体質・遺伝的な要素が大きく
幼い頃から、いずれのパーツも濃い・薄いという方もいます。
しかしながら、加齢によって着実に減少する女性ホルモンによって
男性ホルモンによって活性化されていた体毛が、より目立つものになるのです。
髭というのは、その典型的な部分であり
<おばさんになると髭が濃くなる>という現象は、生理現象なのです。
ちゃんと生えて欲しい毛は、薄く・元気がなくなり
要らない毛>元気になるという、ちぐはぐな状態が招かれることになります。